世界最大の油画村・深圳大芬油画村に行ってきた!格安でゴッホ複製画を買うおすすめスポット
この度、世界最大の油画村、中国の広東省深セン市にある「深圳大芬油画村」に突入してきました。家で飾って自慢したいゴッホ絵画を買いに行くためです!(笑)
とにかく日本で絶対珍しい場所ですので、その体験記事を早速紹介したいと思います。
深圳大芬油画村とは?
知っている方は居るかもしれませんが、念のため、知らない方のためにおさらいします。
こちらの「深圳大芬油画村」※大芬:ダアフェン(中国語読み)
世界の油絵の6〜7割がこの大芬油画村で描かれているそうです。特に世界各国のホテルやレストランなどで飾っている油画、その生まれ村は大半、ココだそうです。
実は、大芬油画村の歴史は前世紀の80年代からですので、まだまだ若い村のようです。現在、経済産業の発展した模範村の代表として中国政府に評されていますが、それも当時、香港人の画家(黄江氏)が何も無かった大芬村に来て、複製画の制作ビジネス=絵描きの弟子を育ち、複製画制作産業作りに貢献していたお陰だとも言われています。
当時は数十人程度の絵描きでしたが、いまは村全体の主力収入源と見られ、村人のほとんど(約8000人)が複製画に従事しているそうです。
深圳大芬油画村のアクセス(場所)
「深圳大芬油画村」は、香港に隣接する中国広東省・深圳(シンセン)にあります。
深圳の中心地から地下鉄で約30分の場所ですが、今回、香港からのアクセスについて、紹介したいと思います。
まず香港の地下鉄(東鉄線)に乗車し、終点の「羅湖駅」に向かいましょう。
ちなみに、この「羅湖」は香港と深センの隣接エリアであり、イミグレーション(香港と中国大陸の出入り)用の専用駅です。ただし、中国深セン側の表記は簡体字の「罗湖」となりますのでご留意ください。
入国審査を終えて、中国に入国できたら、そのまま地下鉄に乗っていきます。
・深センの地下鉄1号線、始発駅の「罗湖站」(=羅湖駅)に乗車します。
・二つ目駅の「老街駅」で地下鉄3号線に乗り継ぎます。※徒歩での乗り継ぎは遠かった気がします。
・「双龙站」(=双龍駅)行きの電車に乗って、約20分で「大芬駅」を下車して、「深圳大芬油画村」の最寄り駅に到着です。
ちなみに切符料金は、たっだの人民元5元(約100円)です。
それと、深センの地下鉄は、東京メトロのように色分けで路線図の導入があって、乗り換えも迷わずとても簡単だと思います。
何しろ、地下鉄の中は想像以上にとってもキレイで驚きました!
さて、「深圳大芬油画村」はどうやって行けば良いのか、紹介します。
「大芬駅」を降りたら、A1出口の階段を出て、そのまま、まっすぐ歩きます。
途中でウォルマート(沃尔玛)が左側に見えます。
歩き続けると、外観ベージュ色のビルの上に、緑看板文字の「众亚专注男性健康」が目印です。
そこの手前まで歩いて、左側の脇口(浅い階段、車が停めているほう)に向かいましょう。ここは、「深圳大芬油画村」の入り口です。
「深圳大芬油画村」の訪問体験
入ってからすぐ、油画などの絵画店舗や画廊がこのようにずらり建っているように見えます。
もちろん販売しているのは、全て複製画(いわゆるコピー絵画)です。恐らく多くはこの村の村人が絵書かれたと思われるものばかりです。
風景、人物(なぜか中国の主席も居ました!笑)、動物など、油画、版画などジャングル問わず、見つけたい作品を努力すればきっと見つかるだろうと思います。
世界有名画家の絵は、サイズと絵描き難易度によって相場20〜100元(約350円〜1500円)で売られているようです。特価商品もたくさんありますが、特価商品以外は、多くの店舗の値段と品質を見比べて、購入したほうが良いかと思います。もちろん値引きアリで検証済みです。
また、街のいたるところでこのように、画家らしい職人さんがせっせと複製しています。
郊外ですので、静かでのんびりそうな雰囲気です。
こちらは作業場です。世界の複製画は、ここで大量生産しているんだと感心してたまりません。その中、ゴッホの絵はもっとも描かれている気がしますね。
ちなみに、今回の突入訪問で、私はこちらの戦利品を入手しました。
ゴッホの絵1枚+ワインの絵2枚+香港風景の絵1枚
フレーム無しでなんと、たったの220元(約3800円)でした!やはりここは、私の故郷中国ですので、中国語での値引き交渉は効いたかもしれません。笑
まとめ(感想)
世界で唯一と言ってもいい複製油画の村「深圳大芬油画村」。
深センはあまり観光場所が少ない中、香港からも日帰りで楽しめる立地としてかなりオススメです。油画に興味が無くても、自宅で飾る有名画家の絵をかなり安く選べるので、こういうコスパ的な魅力は十分ではないでしょうか!
ご興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。
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