中国政府のヤバすぎる新施策:海外で1000元以上のカード決済明細は当局への申告が必須に!
中国や中国人と関わる方々はもしかして、すでにこの衝撃なニュースをお耳に入っているかもしれません。つい最近、中国政府が、よく海外にいく中国人にとってのヤバすぎる(悲鳴が聞こえるぐらいの)新施策が急きょ発表されました!
簡単にその新施策の概要を説明させていただきますと、中国国内で発行されたデビットカードやクレジットカードなど海外で利用される時、消費金額が1000元(約17,000円)を超える度に、そのカード決済の利用明細ごとで当局への申告が義務化付ける(=必須に)ようになりました。
「銀行カードの海外決済時の通知」に関する概要
今回の記事では、こちらの中国政府のヤバすぎる新施策について紹介したいと思います。
■新施策の発信元: 国家外貨管理局(中国語⇒国家外汇管理局)※
※中国国内外の通貨秩序を監督する国家機関
■新施策の施行目的: 銀行カードの海外決済への監督管理を強化、銀行カードの海外決済の正当化を維持
■新施策の施行日: 2017年9月1日〜
■新施策の詳細:
・銀行カードの海外決済の利用明細は、国家外貨管理局に対し、必ず申告・提出する。
・対象の銀行カードは、中国国内で発行されたデビットカード・クレジットカードなどとする。
・対象の海外決済行為は、対象カードからのキャッシング・クレジット消費とする。
・対象の海外決済金額は、1000人民元(約17000円)を超える取引額とする。
・利用明細の申告主体は、個人ではなく対象カードの発行銀行(法人)とする。
・利用明細の申告時間は、毎日AM12時までにと設定する。24時間以内の対象カードの海外決済明細を申告する。
※引用元:国家外汇管理局新版国际互联网站
まとめ(感想)
えぇぇえ?これはヤバくない?何時こんな、不自由な国になったの?と、中国出身の私でさえ、驚きを隠せない気持ちでいっぱいでした。
特に日本でも爆買いの象徴とも言える中国人の豪快なインバウンド消費、この新施策が出る時点で、更にインバウンドブームにブレーキをかけそうな気がします。これから、中国人の富裕層たちが海外で安心に買い物ができること自体は、もしかして、過去の歴史的な物語になるかもしれませんね。
※百度サイトより画像引用
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