大期待から外れたANA国内線ラウンジの体験記
前回、ANAプレミアムクラスのサービスである、ANAプレミアムチェックインと専用保安検査の体験を紹介しました。人生一度でも十分楽しむべきのサービスだと感じました。ご興味がある方は、ぜひ下記の過去記事を参考にして利用してみてください。
◆過去記事
今回は、前回(上の過去記事)の続きになります。
羽田空港第2ターミナルの場合、専用保安検査場を通過したら、専用エレベーターが目の前にあります。そのエレベーターで上がると、なんとすぐ、ANA国内線のラウンジが見えます!
SFC修行僧の皆さん、ご周知の通りかもしれませんが、人生初のプレミアムクラス利用の私は、これだけでもうびっくりしてたまりませんね。ここまで、便利すぎる移動ルートを考えてくれたANAはさすがと思いつつ、感謝感謝の言葉しか言えません!
ANAラウンジ体験前の前置き
プライオリティパス対応の空港ラウンジや、トランスアジア航空のビジネスクラス・ラウンジなど、国際線ラウンジはこの一年間で何度か体験したことがあります。
まだ記事にはしていませんが、実は、今年の3月下旬、バンコク出張帰りの際、スワンナプーム空港のプライオリティパス対応ラウンジ(オマーン航空のファースト&ビジネスラウンジを含め、計6ヶ所)約4時間、全制覇させていただきました!
※もし、祝全制覇のような記事をご興味があれば、ぜひ教えてください。ご要望に応じて、紹介させていただきます。笑
ちょっと本題と外れてしまいました。失礼。
要は、今までのラウンジ経験から、やはり空港ラウンジというのは、快適な座席、落ち着く空間や、充実なドリンク、美味しいラウンジ料理など、ゆっとりと空港を楽しめることを大前提で想定させていただいています。
特に、今回は大好きな全日空が運営しているANAラウンジだから、きっと今までのラウンジよりそのサービスと楽しみ感覚は、倍?いや、何倍でしょう!と、遥かに超えるだろうと、勝手に想像してしました。 ※後から考えてみると、やはりこの時点で、期待が大きすぎたせいかもしれませんね!
いざ、ANAラウンジの入室受付に小トラブルが!
羽田空港第2ターミナルにある北館のANA国内線ラウンジには、2名体制の受付お嬢さん(この表現の日本語が正しくないかもしれませんが)がいます。遠くから見てる、とにかく笑顔綺麗で、挨拶も満点だと感じました。
しかし、どうやって入室すれば良いのか、わかりませんでした。
プライオリティパス対応のラウンジの場合、プライオリティパス・カードと搭乗券を提示して済む話ですが、ANAラウンジの場合、どうなるでしょうかね。※お恥ずかしいですが、本当に緊張で、頭が回れませんでした。
「あ、そういえば、先ほど専用保安検査場で発券された搭乗案内用紙があったよな。あの用紙には確かにプレミアムクラスの座席文字が書いてたし、もしかしてそれを持っていけば、入れるじゃないの?」と頭のなかで、このようなバカな推測をして、受付に寄ってみました。
一応、当時の受付嬢との会話と、私の考え方、その始終を再現してみました。
・受付嬢:いらっしゃいませ。
・私:こんにちは。
・受付嬢:○○△□○△△? (と言いながら、手で、受付に置いてある読み込み端末に案内してくれた)
・私:(あれ、日本語理解できへん。もしかして、この端末にさっきの搭乗案内用紙をピっとやればいいということ?まぁ、とりあえず、出そう)はい、これですか?
・受付嬢:いいえ、○○△□○△△!
・私:(やばい、やはり、日本語むずかしい。聞き取れない!)これ違いますか?(念のためもう一度、その搭乗案内用紙を見せといて)
・受付嬢:違います。QRコード付きの搭乗券ご提示お願い致します。
・私:(あ、あの搭乗券だ。iPhoneのpass walletのやつかも!)あ、はい、ちょっと待って下さい。(iPhone画面を震える手でいじって、数秒後)こちらですよね。
・受付嬢:はい。こちらにかざしてください。
・私:あ、はい。
・受付嬢:(♪メロディが鳴って)どうぞお入りください!
このような大変恥ずかしい小トラブルがありました。本当に恥ずかしいスタートでしたわ!!
そもそもその搭乗案内用紙って何の役割があるんだよぉ!今現在に至っても、一度も出番がなかったじゃないかよ!どなたが分かれば、ぜひその旨を説明願いたいです。
それと、ANAラウンジの入室案内はもし分かりやすくしてくれれば本当に助かるかもしれませんね。バカな私みたいな外国人のためにね。まぁ、自分の言葉の理解不足と謙遜的に質問しないことも、悪いかもしれませんね。
でも、でも、この場で、いくら人生初だからといって、何でも聞くのは悪いと思ったし、入室の基本すら分からないの?みたいな目線は、どうしてもされたくなかった気持ちもありました。と、このように弁解しても、もう無意味ですよね。
ANAラウンジの殿堂入り
入室のトラブルは一旦忘れて(忘れるわけがない)じゃなくて、一旦気持ちを改めて、ANAラウンジに入室しました。
まず、下記のいくつポイントでチェックしてみました。
・室内:
とにかく、広い空間。機能もしっかり分けられている。受付から、右側はリラックスエリア?左側はビジネスエリアのようだ。更にカウンター席、ソファー席、それとラウンジの外の世界や飛行機が見える席などに分かれている。なお、1人ずつ座れる仕切りがあるプライベート座席も多い。各席にテーブルと電源コンセントがあるソファーもたくさんある。無料WIFIも飛んでいる。ネット利用は快適。
・飲食料理コーナー:
ファミレスにあるドリンクバーの機械と似ているマシン。オレンジ、コーラ、お茶など用意されている。それと健康ドリンク(緑汁など)もある。酒類は、ビール、焼酎などがあります。簡易なおつまみもついてある。
・利用客層:
スーツ姿のビジネスマンが多かった。一般客(富裕層っぽい)もおる。
大期待から外れたANA国内線ラウンジ
上記のような良さはいくつか伝えました。しかし、私が期待した大きなポイントはかなり外れてしまいました。
それは、ここのラウンジには、ドリンクとおつまみしかなく、一番期待した美味しい料理がないということ!
これじゃ、私の考えたラウンジとして成立しませんよね。タダメシ食いではないですが、ラウンジ空間ではお腹へのご褒美も重要だと考えています。至福な満腹で、最高にラウンジを楽しめるはずですよね。この絶妙なシーンは、ANA国内線ラウンジでは体験できなかったです。
でも、今にいるのは、北館だから、もしかして、羽田空港第2ターミナルにあるもう1つのANAラウンジは、あるかもと思い、早速、南館にも体験に行ってきました。
今度は、ANAラウンジの受付で(常連さんみたいに)すんなり通過しました。最初の恥ずかしさから挽回できたと思います。笑
しかし、こちらも一周してみて、視察したところ、先ほどと変わらなかったです。唯一、変わったところは、上の階にANA SUITEラウンジがあったことでしょうか。
ANA国内線ラウンジの結論
料理がついていないANAラウンジは、残念がら(私にとって)大失点になってしまいました。でもそれ以外は確かに他の先輩ブロガーさんの紹介の通りで、完璧で文句無しです。
それから、あらためて、考えてみると、ANA国内線ラウンジに相応しい客は (あくまで、私が考えた持論)ビジネス客かもしれませんね。
その理由は、
電源=パソコン利用が無難!
WIFI=通信利用が無難!
仕切り座席=プライベート感覚で、覗き見防止!
ドリンクのみ=簡単に便利に飲める!食べる無駄時間をなくす!
確かに、ビジネス客は何人組を観察してみたところ、だいたい30分ぐらいの利用で退室しましたね。私のように長時間でラウンジ滞在するのはめったいにないですよね。笑
でも大期待から外れましたが、予想通りの空間だけで楽しかったです。今度、チャンスがあれば、ANA国内線のラウンジではなく、ANA国際線のラウンジを体験してみたくなりますね。
しょぼい体験記かもしれませんが、どうかお柔らかめに。
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