【あなたの知らない】中国の海南航空はここがすごい!
最近、中国の航空業界を調べてみたら、実はたくさん面白い事情が分かりました。今回は、その一つ、「海南航空」をめぐるすごい事情を紹介したいと思います。
中国の「海南航空」とは?
まず、「海南航空」のプロフィールをまとめてみました。
・正式名:海南航空会社(中国語の略称:海航)
・航空会社コード:HU
・設立年:1993年
・ハブ空港:北京首都国際空港、海口美蘭国際空港
・マイレージサービス: 金鵬倶楽部 (Fortune Wings Club)
・保有機材数:166機
・保有機種:BOEING787、767、737とAIRBUS330など
・加盟アライアンス:無 ※ワンワールドに加盟興味があった報道あり
・就航地:100+都市
・本拠地:中国・海南省海口市
・特徴:中国の航空会社第四位
・航空関連会社:香港エクスプレス、雲南祥鵬航空(ラッキーエア)、ウルムチエア、中国西部航空(West Air)、天津航空、首都航空など17社
「海南航空」ここがすごい
現時点で有名なアライアンスに加盟していないようですが、実は、「海南航空」がいくつすごいところがあります。
①中国で初 かつ唯一の5スターエアラインです。
「海南航空」はスカイトラックス「5スター」を3年連続で計5回獲得。ANAと同レベルの評価付で、中国航空会社の中、一番乗る価値がある航空会社だと言われていますよ。ただし、世界有名なアライアンスのいずれにも加盟されていないため、マイラーにとっては登場利用が苦しい決断になりそうです。笑
②世界初のLCCアライアンス「U-FLY」の実支配者です。
前回、ご紹介した あの世界初のLCC航空連合「U-FLY」アライアンスは、なんと、「海南航空」が実支配しています。
このような関係図をまとめてみました。
世界初と言っても、実は、「海南航空」グループの自作自演しか見えませんけどね。アライアンス(航空連合)の言い方はちょっと自称が大げさすぎて、グループ航空会社としての位置づけでも良いかもしれません。
③中国最大のマイレージプログラムを有しています。
「海南航空」グループの大新華航空、天津航空、香港航空、祥鵬航空、首都航空など8社と共通のマイレージプログラムを導入しています。その名は、金鵬倶楽部 (Fortune Wings Club)となります。 会員ランクは、シルバーメンバー、ゴールドメンバー、プラチナメンバーとなります。その大きいネットワークの力で、現在800万人を超える会員数を誇っています。オリジナルのマイレージプログラムはこの勢いでの発展は相当すごいと思いません?
「海南航空」利用でこんな有名観光地に行ける!
おそらく乗る機会がないかもしれませんが、もしこちらの有名観光地に行く予定(あるいは興味)があれば、ぜひ「海南航空」に乗って観光してみてください。
「三亜」
中国の一番南にある有名な人気ビーチリゾート地でもあり、中国のハワイとも言われています。特に、長さ7.5キロメートルにおよぶ白砂の美しい浜辺が広がっています。ほにも南海観音聖像、少数民族の祭り、グルメ屋台など楽しめます。
東京から海南航空を利用する場合、直行便がないですが、西安か北京か乗り継ぎで行けます。一応「海南航空」HPからチケット相場を見てみました。
◆参考HP:
https://www.hainanairlines.com/
※中国語と英語しか対応していないですが、日本人にとっては操作しづらいかもしれません。
10/12 成田⇒西安
10/13 西安⇒三亜
10/25 三亜⇒西安
10/26 西安⇒成田
エコノミークラスで、大人1名、2,090人民元(約35,000円)になります。 乗り継ぎのため、古き都市の西安でも2泊できるので、この値段だと、正直に言いますと悪くはありません。中国人の私は夢でも一度、中国のハワイ都市「三亜」に行ってみかったのですが、来年、海南航空の利用はもしかして、ありえるかもですね。笑
以上、最後まで読んでいただき、毎度ありがとうございます。引き続き、本ブログの応援をお願い致します!ご参考になったら、はてなブックマークのご登録もお願い致します!ご協力とご応援に感謝いたします。