ANAマイラーでも意外と知らないかも!全日空ANAの航空会社コードは、NHの正しい理由とは?
全世界には、約1000社以上の航空会社が存在しています。どの航空会社の、どこ行きのどの便名の飛行機なのか、より分かりやすく識別するために、航空会社コード※1 + 便名の併記でよく使われるようになっています。
※1 本記事では、国際航空運送協会(IATA)に定められた「IATA航空会社コード」のことを意味とする
例えば、上海行きのJL613便 のようにですね。 便名前のJLは、JAL(日本航空=Japan Airlines)の英語から抜き取って、航空会社コードとして使われています。
ほか、ユナイテッド航空(United Airlines)=UN 中国国際航空(Air China)=CA など、大体英語のアルファベットから略称されたケースとなっています。
全日空ANAの航空会社コード「NH」は何故?
では、全日空ANAの場合、北京行きのNH5743便のように、航空会社コードは「NH」となっているのは、何故でしょうか。
そもそも、全日空ですので、ANA(All Nippon Airways)ですから、「AN」?あるいは、「NA」になっているのでは?と思われがちですが、、
その答えは、全日空ANAの過去社名にありました!
全日本ANAの前身は、なんと「日本ヘリコプター輸送株式会社」だそうです。日本ヘリコプター輸送株式会社は、通称「日ペリ」、「日ペリ航空」でありました。
ちなみに、当時の正しい英語表記は、Nippon Helicopterではなく、Japan Helicopterという社名登録でした。下記、昔の社名時のロゴにご確認いただけます!
(この新しい事実を発覚した時、久々興奮しました!!笑)
また、国際航空運送協会(IATA)に航空会社コードを申請した際、英語の社名(Japan Helicopter=JH)ではなく、日本語の社名(日本ヘリコプター:にっぽんヘリコプターの発音・nippon herikoputa =NH)という後者のアルファベット・頭文字から「NH」を取って、自社の航空会社コードとして名付けられてきた、事実が判明できちゃいました!
※英語社名=Nippon Helicopter、ここからのNH、という説がデマ?かもしれませんね。
その大事なルーツを代々として継承していく意味合いで、全日本ANAへの社名を変更されても、「NH」のままで、現在に至ってきたんですって!!
最後に(まとめ)
なるほど、全日本ANAの航空会社コードは、「NH」となっている理由には、こういう深い歴史と関わっていましたね。ANAマイラーとしては、この事実を知っていたところ、更にANAが好きになるように思いたくなりましたね!笑
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