消火器の正しい使い方は教えて!防災訓練から見た日本人の防災意識・危機管理がすごい!
毎年9月1日は、日本政府が定めた「防災の日」です。この日より、日本の各自治体、各公共機関、各企業等々は、災害発生したシーンを想定し、防災訓練を行っています。
記憶に新しい熊本地震もありましたね。いざ、地震、火災や津波とか、遭遇したとき、怖くなってどうしたらいいのか、頭が回らないかもしれませんね。
「防災の日」には、災害に備える「防災訓練」を通して、防災の諸々を教えてもらえます。
消火器の正しい使い方とは?
「消火器」は、人生に一度、使わなければならない場合があるかもしれません。火災が発生したとき、どうやって消火器を使うの?ってついつい混乱で慌てることになりそうですね。
誰だって、スマホのように毎日、消火器を使うわけじゃありません。豆知識として、予め、消火器の使い方を覚えたほうがいいかもしれません。
参考でこちらの図のように、消火器を正しく使いましょう!
※実際、設置消火器の種類によって、使い方が微妙に違います。自己責任ですが、臨機応変でお願いします。
①火災の火元現場に、安全栓を引き抜く
②火元から少し離れて、片手で消火器を持ち、片手でノズルを持ち、火元に向けて、火元を狙って、レバーを強く握って噴射
③消火後の状況を確認し、場合によって、水で最後の仕上げを
消火器の使い方はこのように、難しくないと思います。しかし、安全栓を引き抜かないままだと、使えないので、これは慌てた時、忘れがちかもしれませんね。
消火器の置く場所は知っている?
消火器の使い方は重要ですが、消火器の設置場所を覚える必要もあると思います。災害に遭った時、消火器がどこにあるのかすら知らないと、もっとも大ピンチになりますからね。
だいたい消火器の設置義務がある場所は、消防関係法令の定めにより細かく決められています。
・通行や避難に邪魔にならないところ。
・災害のとき、すぐでも使える場所。
・各フロアごとで設置すること。
などなど、あります。
特に会社でよく置かれる場所は、エレベーター(あるいは非常口)の角側になるのではないでしょうか。ぜひ今日から日常生活において、消火器の存在を気づけてあげましょう。
日本の防災訓練がすごい!
他の国と比べると、定期的に防災訓練を行ったり、子供から大人まで全国民で参加したり、こういうのは、本当に珍しいです。恐らく日本だけの取り組みではないでしょうか。
火事発生、地震発生、津波発生などなど、日本全土でよく考えられる状況です。それに備えて、しっかりシミュレーションの実演を行っていく必要があるようです。それと事前に決めた避難ルート、避難場所が仮に災害発生のとき、合理的かどうかもチェックされます。どの国よりも防災意識を持ちながら、危機管理を強化していく姿勢が、すばらしいではありませんか?!
まとめ(感想)
在日8年目ですが、まだ防災訓練を参加したことがありません。一度でも、体験してみたいですね。まず地震が起きたら、そのまま逃げるのか?あるいは、机の下に隠すか?今まで中国で教えられたことがありません。正しい防災知識が、この「防災の日」と「消火器の使い方」をきっかけに知りたくなりましたね。
細かく訓練をやっていく、万が一の事態を防ぎたい、そういう真面目さと真剣さを持つ日本人が好き、そして、再び、日本に敬服してしまいました!
最後まで読んでいただき、毎度ありがとうございます。